▲単穴という印について

まだ予想で消耗してるの?
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競馬新聞の予想について

競馬の予想欄の印は、新聞によっても若干の違いがあったりするが、概ね次のとおりである。

◎ 本命(ほんめい) 最も勝つ可能性のある馬につける印。

○ 対抗(たいこう) 本命の次に勝つ可能性の高い馬。

▲ 単穴(たんあな) 本命、対抗の次となる3番手の馬。ただし、展開などによっては本命を負かす可能性(場合によっては、対抗より可能性が高い)のある馬。

△ 連下(れんした) 1着になる可能性は低いが、2着(3着)ならという馬。この印から下(この印を含む)の印は、複数付けれられる事が多い。

その他に、×、注、☆、★などがある。×は「こない馬、消し」ではなく、△連下と同じ又はその下。注、☆、★は3着に入るかもしれない馬といった具合である。

△連下は「連穴」と言われることもあり、その名称「連穴」という名前から分かるように、連=2着の穴という意味であり、▲単穴=単勝の穴と比較すると分かり易い。

しかし、▲単穴については、私が競馬を始めた頃とは少し違った意味となってきているように思う。今は▲は「本命・対抗をまとめて負かす可能性のある馬」という意味より、単に「本命・対抗の次、3番手」という意味が大きいように思う。

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馬券の移り変わり

その原因は、3連複や3連単といった馬券の登場により、それまでは馬券の買い方として存在していなかった「フォーメーション」が登場した事がひとつ挙げられる。

フォーメーションを組む場合、特に3連単の場合は1,2,3着のどこにマークするかが重要である。その際、1着のところにマークする馬の数は1頭又は2頭というのが多いと思われる。3頭となると点数が爆発的に増えるからだ。

そして、1着のところに2頭マークする場合、◎本命+○対抗の2頭をマークするのが一般的であり、◎本命と▲単穴をマークすることは普通あり得ない。となると、単穴の1着という可能性を排除している事になる。

もう一つの理由は、競争馬のデータ化、数値化が進み、あくまで予想は1番手(本命)から2番手(対抗)、3番手(単穴)と順につけられるだけの印となっているからである。

しかし、「単穴」という考え方はやはり残しておきたい文化であり、逃げてこその馬が逃げた時、ハイペースで前崩れになったら突っ込んでくる馬などは、何番手の評価であっても▲単穴であるべきだと思う。

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▲単穴は本当に単穴か

しかし、いかにも「勝つときは鮮やかに、負けるときは惨敗」といった、いかにも「単穴」候補となる馬、例えばゴールドシップであり、シルポートのような馬、これを私は単穴として1着又は着外という想定で買い、痛い思いをしたことが多い。

そして、改めて成績を見てみると、ゴールドシップが13-3-2-10と3着以内18回のうち13勝(72.2%)と勝ちきっている感があるが、シルポートに至っては10-6-3-35と3着以内19回のうち10勝(52.6%)と、半分近くは2,3着にきている。

かなり極端な印象のある馬でもこうであるから、実は単穴といっても、3番手評価の方が正しいのかもしれない。確かに、考えてみれば逃げて粘ったものの、最後に差されて2着とか、指して届かず3着なんてのはザラに見ている。

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老兵は改めるのみ

私のような古いファンは、どうしても単穴という響きと▲という形が印象に残りすぎて、単穴を探し求め、そして新聞でも本命より目についてしまう。昔ならその馬の単勝を握りしめ、逃げ切るか差し切るのを待っていれば良かったのだが、時代は3連単でありフォーメーションなのだ。

しかし、老兵は消え去っては負けを認めることになる。よって、老兵も考えを改め、現代競馬に即した予想をしなくてはいけない。そして、時にはとっておきの単穴を当てて、勝利の美酒に酔ってみたいものである。

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