ワイド
ワイド馬券が登場した際には、「これで1着3着、2着3着病が治る」と私も喜んだものだが、実際はワイドを買ったら新たに1着4着病を
発症しただけという残念な結果になってしまった。
なので、選んだ2頭が共に4着以内に来ればいいという「超ワイド」馬券が発売されたら、今度は1着5着になるのだろうから、もはやどうしようもないが、1頭だけの任意の着順を当てる馬券があれば、流石にそれは当たっても良さそうだ。
例えば2着になる馬券。7頭立ての複勝のように2着以内にくる馬券ではなく、2着にならないと当たらない馬券。一時期の横山典弘のG1なら狙い目となる。3着ならナイスネイチャ(我ながら例えが古いなぁ)だし、4着なら我らがヨシトミ先生(柴田善臣騎手)の名人芸で大儲けできそうだ。
突き詰めていくと最下位になる馬の馬券も面白そうだが、これは八百長の温床になりそうなのでアウトか。
ダブル・トリプル
WIN5は決まった5レースの勝ち馬を当てる馬券であるが、自分が狙った任意の2レース、3レースの勝ち馬を当てるダブル・トリプル馬券というのも面白そうだ。これは海外では既に存在しているように思う。
このいわゆる重勝といわれる複数レースの勝ち馬を当てる馬券というのは、オッズが高くなる(複数のレースを当てるから当然であるが、それ以外に、1度に買うため買うたびに控除される転がしと違って控除率が低くなるという理由からも)という利点だけでなく、保険を掛けられるという利点がある。
例えばWIN5で珍しくWIN4まで来たとしよう。そしてWIN5の5レース目が1番の馬に賭けているという場合、1番がくればもちろんWIN5当たりでメデタシだが、他の馬からの馬券も買っておくという保険的な買い方ができる。
こうなると、どれが来ても当たり状態という余裕でレースが見られる状況を作り出すことができる。私は作れたことはないけどね。
マーチンゲール
ギャンブルの必勝法として名高い(悪名高い?)マーチンゲール法は、いわゆる倍々プッシュという買い方で、当たるまで賭け金を100円→200円→400円→800円と倍にしていき、当たったらそこで終了という賭け方で、資金が無限にあれば確実に勝てる方法である。
元々はルーレットの赤・黒という2分の1で当たって2倍の配当がある賭けに使用する(厳密に言えば2分の1ではないが)もので、他にもココモ法やグッドマン法など、資金配分による必勝法というのは沢山あるが、いずれも基本的には2分の1で当たって2倍の配当がある賭けに対して使用する前提の方法である。
これを私は競馬に応用したいと常々思っているのだが、2分の1で当てるというところは自助努力で達成し、なんなら50%(2分の1)どころか60%、70%にすることも可能であるが、2倍の配当というのを確保するのが難しい。
さっきまで2倍ついていた単勝が、最終オッズで1.6倍になっているような場合が多く、例えばこれがマーチンゲールだった場合、当たればそこで勝ちとなり終了のはずが、取り返せず負けとなってしまう。
丁か半か
そこで、勝ち馬が奇数番か偶数番かを当てる丁半馬券を発売してほしい。これならかなりの確率で、2分の1で当たって2倍の配当がある賭けに近づく。
ルーレットと違い控除率が大きいとか、自分の賭け金(特にマーチンゲールで賭け金が大きくなった場合)でオッズが下がるなどの問題はあるが、少なくとも今の状況よりは必勝法として使える可能性は高くなる。
それに、単純でいいし、当たり癖をつける馬券としては最高だろう。あまりに当たらない日に当て癖をつけるために対本命の複勝を買う事があるが、これがまたよく外れるのだ。その代わりに丁半馬券があればと思う。
もはや競馬でも何でもない感もあるが、ならば単勝でも3連単でも買えばいい訳で、選択肢としてはこういう馬券があってもいいと思う。売れないだろうけどね。
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