あるギャンブル依存症患者の日記~その4

あるギャンブル依存症患者の日記
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ベガスベガス

私が始めて獣王に出会ったのは、なんと旅行先である北海道は札幌の「ベガスベガス」である。当時、熱心なモーニング読者であった私は、漫画「谷村ひとしのパチンコ・ドンキホーテ」の大ファンであり、その「ベガスベガス」は漫画内で「聖地」とまで言われていた有名店である。

ここで「谷村ひとしのパチンコ・ドンキホーテ」について少し触れておく。谷村ひとしは、当時、パチンコ打ちで知らない物はいないと言うほど超有名な漫画家兼パチンカーで、1,000円づつカニ歩きで打って当てる「お座り一発」や、ギンパラ・海物語で魚群が外れた後の100回転の「お詫び」、337や339、大工の源さんの炎の3源源などの「リーチ目」など、今までとは違ったパチンコへの楽しみ方が新鮮であった。

また、339のリーチ目が出たとか魚群が外れたとかがあった場合に、100回転以内によく当たると単に煽るだけではなく、それで当たらなければハマるから台を替えようという戒めのようなものが多く、その点でも好感がもてた。

谷村ひとし氏は、競馬でいうならタカモト方式で一世を風靡した高本公夫氏である。それまでとは違った観点から新しい楽しみ方を提示してくれる、業界にとっては業界を活気づけるきっかけとなり、ファンにとっては新しい楽しみ方を提示してくれる素晴らしい人達であった。

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エイトマン

さて、そのベガスベガス、流石に凄い活気と熱量で、台を埋め尽くすファンの熱気は目に付いたが、それよりまず目に飛び込んできたのは、前日の出玉ベスト10というパネル。万枚どころか上位は2万枚以上出ている。しかも驚くのは、そのベストテンのほとんどが「エイトマン」という聞いたことのない台であること。

一応見に行ってみると、リールが3段ではなく2段で、作りがあまりにチープ。販売はタイヨーというマイナーメーカーで、実はビタ押しでの攻略要素が高い玄人向きの台らしいが、どう見ても裏モノ。こんなメジャー店で裏モノかよ。と、裏モノ嫌いの私は少し嫌悪感を感じた。

私はこう見えて裏モノは嫌いで、当時人気だったリノは一度も打ってないし、裏モノっぽい台は全て避けていた。但し、ワイルドキャッツは新装(新築)だったので、仕方なく打って少し勝たせてもらった。

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獣王

そして、なんと当日、ベガスベガスは新装で、その新装で入る台が得体の知れない「獣王」というよく分からない台だった。早速見に行ってみると、上部に液晶がハマるような部分がある割にそこはプラスチックのパネルで「獣王」と書いてあり、演出はリール右部のドットだ。

まだ朝イチの営業時間前で誰もまだ打っていないし、チラホラ空き席もあるようだが、よく分からない上に面白そうにないため、私はパチンコを打ちにいった。確かギンパラを打ちに行ったような気がする。

そして、夕方、店内をぶらぶらしているときに見た獣王のシマが凄かった。店もよく分からないので設定が入っていたのか、とにかく出ていた。私が最後まで打てなかった、当時NNN(なにが何でも七千枚)と言われた設定6も何台かあったのかもしれない。

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その後の獣

その後、大阪に戻り、獣王を初打ち。たったの5千円でサバチャン。その時は何と順押ししていたので、なんで入ったのかはよく分からなかった。当時はネットなどもまだ発達しておらず(iモードとメールの頃)、結構の客が順押ししていた。

引いた時間が夜の8時だったので、とりあえず嫁さんに「今日は遅くなる」と連絡。そして初のサバチャンは3連で終わり、遅くはならなかった。ちなみに、超えると熱いと言われた11連は(連チャンは奇数回で、13連から19連まで同じ確率)、最後まで一度も超えなかった。

全員集合の音が出るとシマの全員がその台を見る。そんな台はもう出てこないだろう。ビッグ→数ゲームでハズレ→全員集合→カバ(ハズレ)、そして高確率チェックで低確率と判別というのを食らったのは良い思い出である。

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