セパレイト・ウェイブス
2大会ぶりの優勝と、大谷翔平のMVPという最高の終わり方を迎えたWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)。大谷の片膝ホームラン、メキシコ戦での吉田の同点弾、それまで絶不調だった村上の準決勝でのサヨナラヒットと決勝でのホームランと、今、思い返しても名場面しかない、というほど盛り上がった。
そして、極めつけは、あと一人で優勝という場面で迎えた大谷とトラウトの対決と、最後、三振に打ち取ったエグいスライダー。ただ、惜しむらくは、それらの名場面を思い浮かべたと当時に頭に流れるのが、何故か「セパレイト・ウェイブス」という事実である。
もちろん、世代ど真ん中で80年代洋楽をこよなく愛する私だから、ジャーニーもセパレイト・ウェイブスも大歓迎なのだが、いかんせん野球にマッチしているとは思えない。少し話題になっていたが、あの曲はフラれた男が嘆く別れの歌なのだ。
とは言うものの、私も洋楽を聴くときに、基本的には歌詞など気にしない、というかそもそも英語がよく分からない。が、サビの最後のところで「セパレイト・ウェイブス」=それぞれ(別々)の道と言われると違和感が半端ない。一丸となって優勝を目指すんじゃないの?
ファイナル・カウントダウン
もう一つ、日本のテレビで腐るほど聞かされる洋楽と言えば、F1でおなじみの「ファイナル・カウントダウン」である。ある意味、日本で一番有名な洋楽かもしれない。
ちなみに、一時期パチンコ屋でもよく使われていて、ファイナル・カウントダウンを背に5万負けて帰ることがザラにあった。曲のほうは表彰台でシャンパンを振っているイメージだが、皮肉にも現実はジュース1本も買えないという状況である。
で、何が言いたいかと言うと、私ももう50をとうに過ぎ(50を3年ほど過ぎている)、人生の折り返しどころか最終コーナー手前まで来ているところ、もう人生のファイナル・カウントダウンをそろそろ始めないといけない、そんな頃合いだということ。
そして、今の状況はどうかと言うと、優しい嫁さんと可愛い子供達に恵まれたものの、出世もできず給料も上がらず、そしてギャンブル依存症のため借金まみれで、基本的に資産も小遣いはもゼロで、それこそ喉が渇いてもジュースの1本も買えないのだ。
スターティング・オーヴァー
ただ、ここまできて尻すぼみとなる終活へのカウントダウンをするのもアホらしいので、再スタートプログラムを組もうと思う。しかも、その根幹となるのが、身を潰したギャンブルでの成功と言うから、最初から無理筋ではあるが、誰が言ったか「夢は捨てたら叶わない」というし、言うのはタダだからね。
さて、そうなるとまずは資金だが、先にも言ったように手持ちも小遣いもゼロのところ、どうやって工面するか。これは2通りあって、ひとつは嫁さんから、ひとつはポイ活である。
その資金をもって、ギャンブルで増やす。宝くじでも買ったほうがいいかと思うくらい、現実味は乏しいが、どうせ宝くじも当たらないし、好きなギャンブルで殉職できれば本望だ。
では、次回はその資金を工面する方法について書いていこう。
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