予想をダメにする31の要素~その1「騎手」

予想をダメにする31の要素
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はじめに

「予想をダメにする31の要素」という題名はもちろん、1982年に200万部売り、その後次々と出版された「○○を何倍楽しむ方法」の元となった大ベストセラー「プロ野球を10倍楽しくみる方法」のパクリであるが、ポール・サイモンの「恋人と別れる50の方法」は1975年というから、そっちが先なのかもしれない。

その「プロ野球を10倍楽しくみる方法」の著者「江本孟紀」なんて、今の若い人は全く知らないかもしれない。よくても、スポーツ平和党の副代表だった国会議員として、そして大阪府知事選の候補として(2004年、現職太田房江に完敗)という、政治家としての姿だろう。

しかし、南海から阪神を渡り歩き通算113勝もしているんだから、立派な名投手と言っていい。なお、31という数字は、同じ阪神の名選手で、今は色んな意味で輝きを失っている(頭は輝いている)が、私の少年時代のアイドルであった、掛布雅之の背番号である。

それはさておき、この連載であるが、負けに負け続けた私の長いギャンブル歴のなかで、今思えばこれが「予想をダメにしている要素」だったんだなという事を整理して、これからの自分と、博打好きのみなさまのために書き残そうと思った次第で考えたものである。

負け続けたのはいったい何が悪かったのか。お前じゃないかと言われればその通りであるが、そのなかでもこれが悪かったという部分を思いつくまま31個、書いていこう。

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順不同

最初に書くんだから、ダメにする要素のなかでも一番のものといきたいところだが、悪いところが多すぎるとそれが何だかもう分からないというのが本当のところ。よって、順不同で思いつくままに書いていく。そもそもそんな整理ができるようなら、こんなに負けちゃあいない。

ちなみに「順不同」というのは順序不同の略で、順序が不同=揃っていないという意味であって、例えば何らかの会で来賓を紹介する際に、偉い偉くないのような順番を付けずランダムに読み上げる場合に「順不同でお読みします。」などと使う。

似た言葉(似てない?)に「天地無用」という言葉がある。こちらは最近少し「分かりにくい。というか勘違いする。」ということで話題になったが、その意味は「天地無用」という字面とは真逆で「傾けたりひっくり返してはいけない荷物」という運送用語である。

なんでこうなったかと言うと、元々「天地入替(傾倒)無用」と言っていたところ、真ん中の「入替(傾倒)」を略したというから凄い。何でも四字熟語にすりゃ良いって訳じゃない、典型的な例と言える。

もちろん、今は「こちらを上に」など、誰にでも分かる表記に変えており、それによって荷物の破損事例が減ったというから、笑えるようで笑えない事案である。

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第1回目

では、「時を戻そう」じゃない「話を戻そう」。

予想をダメにする31の要素、記念すべき第1回目は「騎手」にしよう。競馬にあっては馬七人三(うましちひとさん)と言われるように、騎手が勝ち負けに大きな影響を及ぼすと言われている。

また馬八人二や馬六人四という人もおり、どれくらいの影響があると考えるかは、人次第であって諸説あるところだが、明らかにあの騎手だからこそ勝てたレース、あの騎手だから負けたレースというのは間違いなくある。

しかし、所詮騎手は脇役であって、レースの主役は馬である。いくら上手い騎手だって、未勝利馬でG1馬を負かすことはできないし、アーモンドアイなら、おそらく誰が乗っても似たような成績は残すだろう。

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騎手

しかし、レース前後にインタビューを受けるのは騎手であるし、馬よりも華やかな印象を受けることも多い。一流馬ともなると年に5走とか8走しか見ることができないのに対し、騎手は毎週お目にかかる。

そんな事から、馬七人三ではなく、印象からすると馬五人五とか、人によっては馬七人三ほどに騎手に信頼を置いて予想をする人だっている。

しかし、それこそが「予想をダメにする要素」に他ならない。騎手という要素は、予想をする上で他の要素に比べて実際の力と印象が最もかけ離れている要素なのだ。

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南井克己

そういった事を考える時、いつも私が思い出すのが、ナリタブライアンで三冠を制し、タマモクロス、オグリキャップという「葦毛の怪物たち」に乗り競馬場を沸かした往年の名騎手「南井克己」の次の言葉である。

「(G1を勝てるだけの馬に乗る)チャンスが何回かあれば、誰でも勝てるのがG1ですよ。」

多少は、長い不遇時代を過ごした愚痴も混じっているのであろうが、偽りのない素直な感想といった印象である。また、多くの中流騎手が同じ事を思っているはずであり、やはり「そこまでの差は無い」というのが本当のところなのではないだろうか。

しかし、実戦では1番人気にルメールが乗っていれば「どうせ、勝つんだろ。」と思ってしまうし、新人や勝ち星の上がらない騎手が人気馬に乗っていれば「大丈夫か?」と思ってしまう。

特に、断トツの1番人気を信じて買った騎手が、位置取りの悪さやペースの見誤りで負けた場合、その印象が強く残るため、次に同じシチュエーションとなった場合に、それを理由に切ってしまうことがある。

私にもそういう騎手が2~3人はいる(いわゆる絶対買わない騎手)が、やはり馬の力で上位にきてしまい、「ここでくるんかい。余計なことすんなよ。」という結果になってしまう。

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オッズ

しかし、確かに騎手に腕というのはレースに影響があり、上手下手もある。しかし、それを差し置いても意識しておかなくてはいけないのが、オッズである。

例えば同じ馬に乗っても、ルメールと菱田ではオッズも変わってくる(菱田が下手と言ってる訳じゃない。)が、そのオッズに見合う程の有利不利は絶対にないと言える。それは回収率をみれば自明である。

最も勝ち星を挙げているルメールであるが、ご存知のとおり回収率は悪い。これはやはり人気が集中しているからであって、馬券という観点からは、人気騎手こそ「切る」べきなのである。

それでも、ルメールを切ってしまえば当たらない。これは人気と全く同じで、一般的に人気が高いほど回収率は悪いが、かといってそれを買わなければ当たらないため、精神衛生上よろしくないし、資金も続かない。

となると、結局どうすればいいのか。

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結論

極論だが、騎手は見ない方がいい。いっそ、同じ騎手が全部の馬に乗っていると思ったほうがいい。しかし、どうしても目に入ってしまうから都合が悪い。

ねえ、どこかの新聞屋さんでもサイトでもいいから、騎手無しの出馬表、発売してもらえないですかね。いいと思うんだけどなぁ。読者も増えるし、私たちのフトコロも増えると思うのだが。

いや、それよりも確実に増えるものがあった。それはレース後のこれ。「あーっ、ヤネは○○やったんかいな。○○氏ね!」

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