今日もダメな私
借金がどんどん増えている。とにかく負けている。といっても、全く当たらない訳でもないし、途中経過で言うと今日も5万ほど勝っていた。
それが気付けば、5万どころか数十万負けているのはどういうカラクリなのか。
ただ言えることは、負けながらも明日への資金を残して落ち着いたはずが、まだミッドナイト競輪の伊東8レース、9レースの2レースが残っているのがいけない。
その2レースで2万負けたし。
というか、レースには罪は無く悪いのは私で、ついさっきまでは「今日はここでおしまい」と思っていたはずが、「とりあえずどんなメンバーか見てみよう」と思い見てみると、「こう買えば勝てそう」などと思ってしまっている自分がいる。
依存性
言うまでもなくこりゃ「ギャンブル依存性」である。
一方では、「今日は終わり。何故なら残る伊東の8レースと9レースは難しい。」と考えていながら、身体が勝手に出走表を見て、そして車券を買っている。
これを治さなきゃ勝てないのは分かっているが、治すということは「唯一の楽しみ」を割くことであって、それでは「生きている意味」さえ無くなるような具合である。
他に趣味が無いわけではないが、「ギャンブルのスリル」には勝てないのだ。しかし、実際はそのスリルも正直麻痺しており、もう5万賭けても10万賭けてもドキドキしない。
10万賭けたレースさえ、レースまでの暇の間に5ちゃんや、漫画アプリを見てしまい、気づいたときにはレースが終わっており、結果だけを見る時さえある。
禁煙
実は、この私、禁煙には成功している。
成功して、もう10年になるだろうか。
20代の頃から禁煙には何度もチャレンジしている。飲み会を機に失敗したこともあるし、パチンコで散々負けて、自分への戒めのため禁パチと禁煙を同時にやろうと宣言して、負けた帰り道にタバコとライターを放り投げたこともある。
しかし、次の日には同時に失敗して、さらに大負けするなどという日々が続いた。
そして30代の頃は、パチスロ4号機の全盛期であり、パチもタバコも止めようなどとはこれっぽっちも思わなかった。
この頃には20才前から始めた競馬だけでなく、競艇や競輪にも手を出しており、もれなく負けていたが、この頃はパチンコだけでなく、カードローンも全盛期の時代、幾らでも借りることができた。
その頃からのツケが回り、首が回らなくなった話はまたいつか書いてみたい。
そして次は40代。この頃から喫煙者への風当たりが強くなり、まずは仕事場や駅のホームなどから灰皿が無くなり、吸う場所は激減。ホームで2本吸い溜めしていたのが懐かしい。
禁煙その2
その頃登場したのが、電子タバコ。職場で吸っていたら、「それもダメ」と言われたり、中国産のバッタモンが直ぐに壊れたりといった話を思い出す。「禁煙セラピー」なんて本も売れた。
そして最後にとうとう保険適用の「禁煙外来」なるものまで登場し、当時は「禁煙せざるは人にあらず」といった感まであった。
さすがに「禁煙外来」は行かなかったが、それ以外の禁煙は幾度となく試したが、どれも成功しなかった。
そんな私が禁煙に成功したのは、なんてことはない、「止めようと思って止めた」という理由にもならないような理由だが、特に道具などを使用せずにやめた禁煙成功者の割合は意外と多いのではないだろうか。
ギャンブルはどうか
長々と禁煙の話をしたが、今度はギャンブルである。そしてそのギャンブルも「止めようと思えば止められないか。」という話である。
しかし、これが生き甲斐なのだから全く止めてしまうという事はできない。
なので、節煙ならぬ節博打をしようと思う。節煙など最もダメな方法などと言われるところ、節博打も同じように本質的にはダメなんだろうが、自分にはこれしかないと思う。
そこで、一日の勝ち額の目標や投資の限度額などを決めて、キチンとレースを絞ることにした。
レースを絞るということは、自信のあるレースしか買わないということになるため、単にレースを少なくするだけでなく、的中率や回収率も上がるはずである。
では、次回は細かい数字などを決めていこう。
コメント