競艇の魅力

競艇
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公営ギャンブル

私の初めての公営ギャンブルは、平成元年に買った春の天皇賞。もちろんハズれたがそれに懲りず、そこからは毎週中央競馬の馬券を買い続けた。子供が生まれたり4号機全盛の頃にはパチスロにハマったりで、途中、少し競馬から離れていた時期もあるが、基本的には今までそれは続いている。

他の公営ギャンブルは、競馬を始めて10年以上経ったある日、仲間うちで平日に仕事を休んで園田競馬に行った地方競馬が2番目、続く3番目は日曜日の競馬帰り、何だか物足りないとボートピアに寄ってみた競艇が3番目である。なお、競輪とオートレースは最近になって始めてみたところである。

とまあ、基本は競馬の私が、始めて競艇をやった時のことや、今、競艇に関して思うことを述べてみたい。

初めての競艇

競馬しか知らなかった私が競艇を始めた時は、何せその特殊性に驚いた。ちらっと、「最初のコーナーを回った時点で、払戻窓口に並ぶ。」という話を聞いており、最初のコーナーを回った時点での順位でほぼゴールするとのことで、どこが面白いねんと思っていたし、そんな特殊性にはついていけないとも思っていた。

初めてみたレースも、スタートも訳が分からないし、最初のコーナーを回るところも見方に慣れていないので、知らん間に124で決まっているような状態で、しかも聞いていたとおり、そこから最後までその順位で変わらず、3週するのが何の意味があるのか分からなかった。

そして、配当は124の3連単で確か6倍くらい。当たるには当たったけど、こんなん勝てませんがな。と思っていたのは最初の数レース。ハマるに時間はかからなかった。

競艇の特殊性

好き好きに助走をつけて、決められた時間内に決められた場所にいないといけないというフライングスタート、そしてそれに失敗すると賭け金が返還というルール、しかし、転覆は返還されないのもモヤモヤ。1枠が馬鹿みたいに強く、外枠に行けば行くほど弱くなるという、本来は競技として欠陥じゃないかと思える仕様。

そして、その強い強い1枠を、1号艇以外の舟も取ろうと思えば取れるという事実と、なのにそれを取りに行かないという現実。本当にここらへんあたりは慣れないと競馬しか知らない勢には、不合理すぎて博打として手を出し辛すぎる。

そのあたりが競馬はするが競艇はしないという人の競艇を避ける理由であり、私もその理由で競艇は買ってみたいと思いながらも避けていたところであるが、ここで断言したいのは「細かいことは考えずに、とにかく買ってみろ。」ということ。

もちろん、競馬とは異質であって競馬のような展開の予想(競艇にも展開の予想はあるが、競馬とはかなり違う)や、道中の位置取り、直線の攻防の楽しみは無いが、スタート、最初のコーナーに絞られる競艇の面白さは、引けを取らない。そして、その面白さはすぐに分かる。

最初のコーナーの後

スタートと最初のコーナーでほぼレースは決まってしまい、その後の周回で順位が入れ替わることは、特に先頭についてはほとんどない。そこは否定しないのであるが、2着、3着争いは熱いし、競馬では「そのまま決まれ」という願いは叶わないことが多いが、競艇の場合は「そのまま決まれ」がほぼ決まる。

最初の頃は2週目以降はポカンと見ていたが、慣れてくると、見どころ満載なのが分かってくる。まず、最初のコーナーで態勢が決まった後の向こう正面の直線。ここで先頭と2番手が並走している場合、次のコーナーで順位が入れ替わることは結構ある。

特に先頭の1号艇がA2とかB1クラスで、少し遅れて並走している2号艇とか3号艇がA1クラス(競艇は強い順にA1 A2 B1 B2の4クラスに分かれている)の時、次のコーナーでA1が前を抜いて先頭に立てるかどうか、この二人の「抜かせないコース取り」と「抜くために差すか捲るか」の争いが熱い。

3着争いは毎周回熱い。特に先頭と2番手が競っている時は、その競りに負けた方が大回りになったり速度を落とすことが多く、そこを狙って3番手が2番手に上がることもままある。

ウイニング・ラン

これらの争いが自分の思い通りとなり、舟券が当たった場合は、その後の周回は選手も自分もウイニングラン。これがまた気持ちいい。もちろん、最初のコーナーから態勢が決まってしまい、ずっとそのまま決まることもある。

その場合は、コーナーの度に「よしよし」「そうそう」と何度も予想が当たったこと、舟券で儲ける嬉しさを噛みしめることができる。しかし、最初のコーナーでほぼ負けが決定する時もあるが、その際はたかが数十秒で数千円や数万円が紙くずとなってしまう。

しかし、競馬で出遅れた馬に変に期待するのとは違い、きっぱり諦めがつくし、まれに転覆などがあり、順位が入れ替わって当たってたということもある。

競艇の魅力

ということで、一見、単純で配当も低く、つまらなそうな気配のある競艇だが、迫力のあるレースが見どころ満載であるは当然として、男女差が少なく女子レーサーでも対等に勝負ができることや、6艇しかない分、買いやすく当たりやすいという部分は物足りない反面、敷居が低く取っつきやすい。

そして、なんと言ってもスタートと最初のコーナーに集中されるレースの、その時間の密度の濃さが、一太刀で勝負が決まる真剣での勝負のように、研ぎ澄まされ心を奪われる。

この魅力は他の公営ギャンブルでは味わえない。とにかく1度でいいから舟券を買ってレースを見て欲しい。すぐに競艇のトリコになること間違い無しである。

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