結果報告とレディ・ジョーカー~2023年6月12日

日記
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成績の報告

前回、3日前の6月9日に、競馬はUMACA、競輪はみんなの競輪、それぞれ1,000円から始めて1日に少しずつ増やし、10万円にする、そしてその報告を(毎日のつもり)すると書いたが、もう3日坊主どころか1日坊主でこのブログを置き去りにしてしまっている。

そして、その結果も散々で、だからと言って、てんでダメ全く当たらないという訳ではなく、実は、UMACAはピーク時2,500円、みんなの競輪は1,290円と、本来の目標であるUMACAは1日に10%増やす(1,000円→1,100円→1,210円)、みんなの競輪は1日に5%増やす(1,000円→1,050円→1,102円→1,157円)をクリアしているのだ。

結局、目標をオーバーしている分、例えばUMACAなら目標1,210円のところ資金が2,500円になった時に、1,290円は遊んでもいいだろうと、馬券を買いハズレ、そこで止めればいいのだが、取り返そうスイッチが入ってしまい、残った資金に手を出して無くなるといういつものパターンになっている。

次こそは、自分で決めた事を守り、勝って勝って金持ちになろうと、ひとまずは何回目かの宣言を終えた。なお、資金はポイ活で作る。それはまた次回に説明しよう。

レディ・ジョーカー

さて、こう見えて実は私は本は読むほうで、今はよくて月に数冊だが、ピーク時は月に5冊~10冊は読んでいた。大したことないじゃんと言われそうだが、平日は仕事終わりにパチスロ、土日は朝から並んでパチスロを打っていた合間、通勤時間を利用して読むのが精一杯だったから、そんなもんだろう。

しかも、月曜はジャンプとスピリッツ、水曜日はサンデーとマガジン、木曜日はモーニングを読んでおり、そこに週刊競馬ブック、月刊優駿、パチスロ必勝ガイドなども読んでいたから、今思えば色々手を出していたもんだ(偏ってるけどね。)。

して小説というて何を読むのかというと、まあ何でも読むのだが、主に読むのは歴史小説と推理小説で、芥川賞やノーベル賞を取ろうかという文学作品のようなものは読まない、俗な読者である。

とはいえ、ここ数年は目が弱くなったことやスマホを使いだしたこともあって、年に数冊という体たらくで、もう長い小説は読めない体になってしまった。しかし、それではいかんと一念発起し、前から読んでみたかった高村薫の、なかでも上中下3巻の長編「レディ・ジョーカー」を読むことにした。

本を買うならブックオフ

もちろん、買うのはブックオフで100円になった文庫本。人気小説だったこともあり、いくらでも売っている。なお、買うのはいいが、ブックオフで売るのはどうかと思う。何せ、この手の文庫本は、買い値が5円とか10円だから。といって、メルカリでは配送料が高すぎてね。

数年前、竜馬がゆく全8巻を、ブックオフならよくて8×10円=80円として、ジュース代にもならないからと、メルカリで売ってみようとしたところ、これを1冊100円=800円ならブックオフで買うのと同じだから780円で売ろうとしたら、本はかさばるから配送料が同じくらいかかり、手数料を考えるともう赤字となる。

結局、850円くらいで売って、儲けが30円くらいだったような記憶がある。結局、ブックオフが儲けるかヤマト運輸が儲けるかの違いしかなさそうだ。

読後の感想

読後と言っても、買ったのは1年くらい前で、実はその時は上巻を7割くらい読んだ時点でパタッと止まってしまっており、今回は2度目のチャレンジである。なお、以下にはネタバレっぽい記載もあるため、未読の方はお気をつけください。

何せ、特に最初は読みにくい。さる者があるところに宛てた長い手紙で始まるのだが、旧字体がふんだんに使われており、言葉も時代背景もよく分からない。その後も期待していたスリリングな展開という訳ではなく、何となく重い。しかし、今回は頑張って読んだし、中巻~下巻の途中まであたりはスイスイ読めた。

そして最後まで読んだ総評としては、もちろん、よくできた小説であり、ずっしりと染み込む感はあるのだが、冒険小説が好きな私には少し違和感があって、もっと誘拐から脅迫といった描写、そして犯人と警察の追いかけっこというあたりが読みたかった。

主人公も、犯人側の首謀者なのか被害者なのかと思っていたら、最後は刑事(と検察官)と刑事といった締め方で、主題もよくわからなかった。

歳かなぁ

50歳も過ぎてくると、映画なんかも登場人物が多いと、もう誰が誰かわからなくなる。今はもう、ジャッキー・チェンの初期作品、酔拳とか蛇拳みたいに、師匠と弟子と敵(かたき)の3人で精一杯である。

テーマも「師匠の敵(かたき)を打つ」だけでいい。裏社会、同和、障がい者、そして最後には同性愛まで出てくると、もうついていけない。

ただ、悲しいかな、こう感じてしまうのも歳なのかと思ってしまう。しかし、もうそろそろ読んでおかないと寿命も近いから、次の小説にチャレンジしよう。できれば簡単なやつで。

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