エガオヲミセテ
ただ単に馬名に「ヲ」が入っているだけ(確か、中央競馬では初めてだったかな?)というだけでなく、エガオヲミセテという流麗な響きと、その強く速い走りで、好きな馬名の上位に必ず入れると言う人も多いのではないだろうか。
もちろん、私もその一人であるが、確か馬主は珍名をつけることと、オレハマッテルゼの馬主ということで有名な小田切氏だったと思う。その小田切氏が第二弾(もっといるのかも)として「キヲウエタオトコ」という馬も走らせていたように思うが、こちらはエガオヲミセテ程の強さも名前の綺麗さも無かったようだ。
ここ数年、競馬から離れていたこともあり、最近で「ヲ」のつく馬がいるのかどうかも知らないが、今から「ヲ」のつく名前をつけて、エガオヲミセテ以上の名前をつけるのは難しそうだ。それくらい良い名前だと思う。
競馬ならではの「ラチゾイヲハシレ」とか、「アナヲアケテ」なんてのはイマイチだが、私の好きなジョジョから「コッチヲミロ」、ストーンズから「ダイスヲコロガセ」なんてのはいいかも。
2文字
昨年のM-1のさや香は惜しかった。その前の年のオズワルドと同じく、決勝の第1ラウンドでは最高の漫才を披露し、その時点では誰もが優勝と思った筈だ。最終的に優勝したウエストランドは、私は嫌いでは無いが、ぶっちゃけ優勝するほどでもないと思うし、ブレイクはしないだろう。
ちなみに、私の中での優勝は、1票も入らなかったロングコートダディだ。ただし、1本目がマラソンで2本目が前の年の肉うどんならば、である。肉うどん、面白かったなぁ。その肉うどんにも出てきた2文字タイム。これが馬名にも存在する。
ご存じのとおり日本の競走馬の馬名は2文字から9文字と決まっている。なお、大昔には1文字もオッケーだったらしく「ヤ」(矢の意味)という馬もいたという。ただし、選択肢が少ないからか、2文字の馬名は目にすることは少ない。
パッと思いつくのは、「ベガ」「モチ」「ナゾ」「ロボ」「ロン」あたりだが、やはり馬名として相応しい名前を2文字でつけるのは難しそうだ。また2文字のうち1文字が「ッ」とか「ー」なんて馬はいるのだろうか。
「パー」「ガッ」とかになるのか・・・そりゃいないわな。
冠号
日本の競馬を語るときに、冠号を避けて通る訳にはいかない。なんといっても、冠号はただ馬主が同じ語句をつけているだけでなく(実際はそうだとしても)、ブランド名のようにその冠号だけで買う買わないとか、馬の適性が分かるからだ。
私が競馬を始めた平成一桁台の頃は、「サクラ」の冠号は「速い、良血、クラシックで活躍」だったし、「メジロ」は「長距離、長く良い脚を使う、地味」だった。
小倉での「カシノ」対「シゲル」(「テイエム」もいるが、こっちは少し強い)とか、マチカネ、メイショウと言ったローカル冠号もいる。マチカネと言えばダビスタのマチカネオマチカネを思い出す人もいるが、これが問題である。
アドマイヤ同士の配合となれば「アドマイヤアドマイ」になるのか、「アドマイヤドマイヤ」になるのか。これはまだ良い方で、「チェリーコウマン」と「コウマンシンゲキ」だった場合、「コウマンコウマン」ならまだいいが、「コウマンコウマンコ」は馬名審査に通るのだろうか・・・
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