中級者のための馬券講座~その1【ワンイシュー】

中級者のための馬券講座

「NHKをぶっ壊っ~すっ!」
「どうしたんですか。最近は小学生さえ、もう言ってないフレーズですよ。」

「いや、N国党はともかく、ワンイシュー政党というのは、いいと思うのだよ。」
「分かりやすいですからね。それに、そもそも政党が掲げる多くの公約の全てと、自分の考えが一致する人なんていないですから、かえって投票もしやすいですよね。」

「日本では初めて政党要件を確保した単一論点政党だから、大成功と言っていいだろう。」
「単一論点政党?」

「ワンイシュー政党の日本語訳だ。ちなみにこの言葉は和製英語で、英語圏ではワンアイテム政党とかシングルイシュー政党と言うらしい。」
「ワンアイテム政党っていいですね。裸にひのきの棒だけ持っている非課金ユーザーっぽくて。」

「裸にひのきの棒だけって、実際は最強だがな。」
「確かに、街で会ったら屈強な鎧を着た戦士より、裸にひのきの棒持っただけの男のほうが怖い。」

「そのN国党も、色気を出して別の事に手を出したり、迷惑系のユーチューバーとか、革命系のユーチューバーの親とか、とんでもないのを党に引き入れたため、勢いを失ってしまった。」
「確かに。NHK1点でいっておくべきでしたね。」

「そうだ。そして、それは競馬の予想にも言えることだ。」
「え?そりゃ、どういう意味ですか。」

「君は予想をする時、何を見て予想するかね。」
「そりゃあ、私のバイブル【大スポ】の男セン、いや、競馬欄の出馬表ですよ。」

「その出馬表のどこを見ているかね。」
「まずは、ざっと前走から5走前までの着順、それと着差、もちろんレースのクラスも見るし、その時の馬場の状態も見ますね。後は調教ですが、大スポの場合は調教の点数を付けてくれているので、その点数は見ますね。特に8点があれば注目します。」

「それだけかね。」
「それから、スマホでオッズを見ますね。いくら自信のある馬連でもオッズが1.5倍だったら、買えませんからね。」

「それで全部かな?」
「いえ、騎手は当然見ますし、直前には馬体重も見ます。後はパドック。と言っても見てもよく分からないのですが、流石にイレ込みが激しすぎる場合や馬っけを出している馬は買わないですね。」

「そこまで見て、時間をかけた上、結局1番人気~3番人気の馬連ボックスを買っているなんて事がないかね。」
「予想あるあるですね。特に時間をかければかけるほど、そうなりますね。ただ、そうやって検討に検討を重ねた予想でも、異常オッズとかパドック解説とか、ネットの書き込みに釣られて直前に予想を変えることもありますね。」

「一番アカンやつだね。それはさておき、競馬というのは、予想に使える要素・ポイントが多すぎて大変な上、それらを総合して考えれば考えるほど、結局は人気どおりになってしまう。」
「確かにそうですね。」

「そこでワン・イシュー予想なんだよ。」
「なるほど。予想に使う項目を1点に絞るということですね。」

「そうだ。この予想のいいところは、総合的に予想するのと違って、穴馬が拾えるところ。そして、もう一つは馬券の買い方に時間を割くことができるところだ。」
「穴馬が拾えるのは分かりますが、馬券の買い方に時間が割けるとは、どういうことですか。」

「現代競馬、というか現代馬券は予想より馬券という言葉を聞いたことがあるかね。」
「いや、初耳です。」

「そりゃ。そうだろう、私が今作った言葉だからね。」
「ああ、そうなの・・・」

「例えば、綿密に時間をかけて予想をするとして、その予想を基に馬券を買うとして、それが単勝1点を買うというならいいのだが、大体のファンは馬連・馬単とか3連複・3連単を買うのじゃないかね。」
「確かに、自分もそうだし、周りのみんなもそうですね。」

「3年ほど前のデータだが、馬券の売上の半分は3連複・3連単で、それぞれが馬券の売上に占める割合は20%と30%だから、実に馬券の半分はこの3連系の馬券なのだよ。」
「どっちもなかなか当たらないですが、それでもそんなに売れているんですね。」

「ちなみに、その他の馬券はというと、単勝が6%、複勝が8%、枠連が3%、馬連が14%、ワイドが8%で馬単が6%となっている。」
「馬単はもっと売れているかと思いましたが、単勝と同じなんですね。」

「それより、馬券と言えば枠連だった時代に生きた、私のようなオールドファンから言わせると、枠連がたったの3%というのは、馬連を待ち望んでいたあの頃を思うと感慨深くも、何か寂しくもあるね。」
「代用品でしか当たらなかったからじゃないんですか?」

「まあね〜。じゃないわ。さて、それはさておき、話を戻そう。そうやって頑張って予想して、それぞれの馬に印をつけたり、順位をつけたとしよう。ここでは分かりやすいように、ABCのアルファベットで説明しよう。」
「本命がA、対抗がB、単穴がCってな具合ですね。」

「昔は単穴=▲と言えば条件さえハマれば本命を負かすことのできる馬という意味だったのだが、今は本命・対抗に次ぐ3番手という感じだから、ま、それでよかろう。」
「とにかく、強い順にABC・・・という訳ですね。」

「そうだ。それで例えば馬連のA-B、A-Cを買ったら,B-Cで決まったなんてことがあるだろう。」
「それは、師匠のことじゃあないですか。」

「タテ目の竜との異名は伊達じゃあないってことさ。いやいや、違うがな。」
「まあ、確かにありますね。」

「それが3連複・3連単ならなおさらで、掲示板に乗った馬の全部が馬券に入っているのに、馬券が外れたなんてこともよくある話だ。」
「あれって、悔しい上に、大体が高配当なんですよね。」

「軸とかフォーメーションの1列目にしているが人気馬で、それが飛んでヒモやフォーメーションの2列目・3列目同士で決まることが多いからだろう。」
「いわば、これもタテ目ですよね。」

「こうなってくると、折角の時間をかけた予想がパーとなる。そして、現代競馬、現代馬券における買い目の決定の重要さが分かるというものだ。」
「そうですね。」

「そこで、買い目の検討に時間をかける分、予想に割く時間を短くしようというのだが、そこを中途半端にすると単に薄っぺらい予想となってしまう。」
「5走前まで見ているのを3走前までにするとか、血統なら母系や母の父まで見てたのを父だけにするとかではいけないということですね。」

「そうだ。そこでワンイシューの登場だ。このワンイシューは何でもいい。分かりやすいオッズや騎手でもいいし、前走のラップとか調教のような玄人向けのものでもいい。」
「一時期、前走の4コーナーの位置取りが前の馬から買うというのをやってみたことがありましたが、プラス計上しましたよ。」

「もっと単純に、前走4着の馬だけを買うなんていうのもある。」
「簡単でいいですね。」

「ただ、そこから一工夫が必要だ。それらの馬の単勝・複勝だけを買うというならいいのだが、これらの要素を使いつつ、3連系の馬券を組み立てる。そこに時間を使って効率の良い、そして穴となる馬券を買うのだ。」
「なんだか、もう勝てそうな気がしてきました。」

「そうだろう。ワンイシュー馬券でJRAをぶっ壊っ~すっ!と行こうじゃあないか。」
「分かりました!それでどうやって買えばいいんですか。」

「それをこれから考えるんだよ。」
「ズコッ!」

「まあ、それは各人が自分に合った買い方を考えればいい。」
「それが楽しいというのもありますしね。」

「じゃあ、コメダ珈琲でも行って検討しようじゃないか。」
「師匠のオゴリですか?」

「いや、ちょっと貸してくれる?」
「また負けたんですね。」

「こないだの開催で財布がぶっ壊れたもんでね。」
「君が壊れてたんかい!」

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