予想をダメにする31の要素~その6「馬体重」

予想をダメにする31の要素
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体重と馬体重

とうとう、この「予想をダメにする31の要素」シリーズも、漢字2文字から脱却することになった。一瞬、「体重」でもいいかと思ったが、さすがに意味が分からないので、副題は「馬体重」とした。

この馬体重ほど、予想する際に邪魔になるものはない。例えば、前日予想でこれは間違いないと思った馬の馬体重が発表され、+20キロと聞いたら、誰しも予想は揺らいでしまう。もちろん、-20でも同じこと。

しかし、これが+12キロくらいなら微妙なところだし、休み明けかどうか、また年齢によっては成長分という場合もあるから、その時の状況にもよる。

しかも、この馬体重というのが、せめて前日に分かっていて、馬柱とにらめっこしている時に分かれば、その時に予想に組み入れることができるのだが、当日のレース約1時間前にしか分からない。

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パドックと返し馬

パドックでの毛づや、気合いのりと落ち着き、返し馬での脚捌きなども、当日にならないと分からないという意味では、馬体重と同じことだが、この2つは数値として表れることがないし、人によって評価も変わる。

静かで動きが少ない馬は、良く言えば「落ち着いている」し、悪く言えば「元気が無い」となる。一方、チャカチャカしていて発汗が目立つ馬がいれば「気合いが入っている」とも「イレ込んでいて消耗している」とも言える。

なので、自分が推している馬の様子が多少、自分の思いとは相反していても、ポジティブに捉えることができるが、馬体重の場合は数値でハッキリと表示されるため、限界がある。

例えば、絞ってきてほしい馬の馬体重が+6キロだったとした場合、「これは成長分を含んでいるから、絞れたと見なせる」と言えなくもないが、これが「+24キロ」だったら、そう考えることは難しい。

ただし、問題の本質はここからで、このケースの場合、前日の本命の馬体重が+24キロということで一転「消し」てしまい、それでこなかったら「馬体重聞いてて良かった。」となるが、これがそうならずに来てしまい「馬体重なんか聞かなきゃ良かった。」ということの方が多いのだ(当社比)。

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そもそも馬体重

そもそも、馬体重の増減が馬の速さに与える影響はどの程度なのだろうか。例えば、馬体重が+20キロというと、人間で言えばどの程度になるのか。分かりやすく馬の体重を600キロ、人間を60キロとすればちょうど10分の1だから、人間でいうと+2キロということになる。

+2キロなんて、カツ丼セットに500mlのお茶を飲んで、おやつと食べたら増えるレベルの重さであって、そんなもので競争に影響があるだろうか。

また、その馬のベスト馬体重というのも、季節によって変わるだろうし、特に若駒の場合は成長分を加味しなくてはいけないから、馬体重の増減でその時の馬の出せる力の程度を予測することも困難である。

さらに、レースに出す以上、基本的には全ての馬が力を十分に出せる状態に仕上げてあるはずなので、馬体重を含めた馬の状態に関する項目は検討しないという考えを持つ者も多い。

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馬体重の使い方

それでは、馬体重は予想に全く使えないかというとそうではない。まずは、馬体重の増減ではなく、馬体重そのものの軽重に注目してみよう。

特にダートのレースについては、力が必要となるため、馬体重の重い馬が有利ということが良く言われる。また、位置取りや併せ馬になったときに、軽い馬はやはり不利となる。

そして、それはデータにも表れており、芝・ダート問わず明らかに馬体重の重い馬を買った場合の回収率が良く、グラフにすればきっちり右肩上がりとなる。

よって、例えば最後の2頭の取捨選択で迷った時など、シンプルに馬体重の重い方を選ぶものいいだろうし、そもそも大きい馬の方が強いと言うことを念頭に置いて予想することも必要である。

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馬体重の使い方その2

次に、馬体重の増減に関しては、20キロ以上の増減となるとあまり見かけないこともあって、「消し」としたところ、意外とくる事が多いという話をしたが、これを逆手に取って積極的に「買う」という方法がある。なお、これは10キロ以上の増減でも同じような傾向がある。

また、馬体重が減り続けているような場合は、成績が徐々に悪くなっている場合は当然として、好走している場合もそろそろ危ないという意識は持った方が良い。

要するに、馬体重に関しては、大幅な増減の情報をレース直前に耳にして、それまでの予想を覆してしまう事はやめた方が良いということ。そうなってしまう傾向のある人は、馬体重の情報には触れない又は聞いてしまっても無視するべきである。

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