予想をダメにする31の要素~その5「展開」

予想をダメにする31の要素
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その5は展開

ここまで「予想をダメにする31の要素」のその1から4までを、騎手、斤量、調教、血統とディック・フランシスばりに漢字2文字シリーズでやってきた。

しかし、それを真似た真保裕一が中途で断念?したように、そろそろ私もネタ切れになりそうなところ、逆に真保裕一のブレイクした「ホワイトアウト」ばりのかっこいいカタカナ4文字が頭に浮かばないので、「展開」というベタベタの内容で行くことにした。

競馬予想における「展開」という概念は、競馬の神様と呼ばれた伝説の競馬評論家である故大川慶次郎氏が提唱したものだが、当時、氏が競馬新聞上で4度ものパーフェクト予想をしたこともあり、「展開」予想は画期的かつ衝撃的なものとして迎えられ、今では競馬予想における重要な要素であり、 もはや「常識」と言っていい。

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展開とは

展開予想の軸となるのは、スローペースなら逃げ馬有利、ハイペースなら差し馬有利という考え方であるが、ここでもう少し提唱者の大川氏の考え方を整理しよう。

氏はレースの展開は大きく4つに分けられるといい、それはこの4つである。

1 前半スローで上がりが速いレースの逃げ切り
2 前半ハイペースで逃げた馬がそのまま逃げ切る
3 前半スローなのに差し馬が差し切った場合
4 前半ハイペースで上がりがかかったが、差し馬が差し切った場合

そして、キツいレースである2と3の場合、その馬は強いレースをしたと見る。よって、前走で勝つ又は好レースをした差し馬がいた場合、前半スローにも関わらず差し切った馬の方を上位とみる。

逃げ馬(又は先行)の場合も同じで、ハイペースにもかかわらず、逃げ切ったり好走した馬を強いレースをしたとみて、予想する際に上位とみる。

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展開を読む

ここまでは、出走馬の前走までのレースに対する評価の考え方であるが、さらには、予想するレースについての検討となる。それは、メンバーから考えて、スローペースになるかハイペースになるか、有力馬はどの位置につくかなどである。

これが展開を読むという作業になるが、これがかなり難しい。競馬というのは逃げ馬が圧倒的に有利であり、逃げ馬だけを勝っていれば回収率が100%を超えるというのは良く知られている。ただ,どの馬が逃げるかが分からないのだ。

よって、できれば逃げたいという馬は多いため、そのうちのどの馬が逃げるかを予想するだけで大変な作業であり、かつ難しい。

例えば、今まで逃げしかやってない、又は逃げた時しか好走しない馬が2頭いた場合、先頭の取り合いとなるだろうが、ここでケンカするとハイペースになって共倒れになる可能性が高い。

そうなると、先行という手を選択する事を調教師や騎手は検討するだろうが、もし相手もそう考えているとすれば、その場合は逃げた方がいい。となる。

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展開など読めるのか

さらには、今まで逃げてない馬だって、逃げてみようと思うかもしれない。差し馬にしてもそうで、ペースが落ち着くと想定した場合は、先行するかもしれない。

となると、まず騎手や調教師がこのレースのペースをどう読んでいるか、と言うことも考えなければいけないが、レースのペースを読むと言うこと自体が難しい。

例えば、逃げ・先行馬が多く新聞などでハイペースと予想されるレースがあったとして、それは調教師や騎手も承知であるから、かえって逃げ・先行馬が控える競馬をすることもあり、メンバー的にスロー必至なのに実際はハイペース、ハイペース必至なのにスローという事は良くある。

こうやって整理していくと、いかに展開予想というのが大変なのかよく分かる。さらには、いくら展開が向いて1頭だけの楽逃げになったとしても、馬の力が足りなければやはり好走はできない。

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展開予想など不要?

そうなると、結局は馬の力を見極めることに力を入れたほうがいいという結論になる。

展開という概念は、提唱された当時は画期的とされ、馬券収支にも直結した強力な必勝法だったと思われる。しかし、今やポピュラーとなってしまったため、展開が加味された予想=オッズとなっており、うま味も少ない。

それであれば、そこに時間を割くぐらいであれば,もっと根本となる馬の力に対する検討をした方が良い。ただし、展開予想というのは、予想どおりにハマった時の快感と、配当のデカさは大きな魅力である。

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