ギャンブル必勝法の考察 その2

必勝法
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グッドマン法の更なる考察

グッドマン法の詳細と前回の考察については、次の記事で。

競馬、競艇、競輪の必勝法~グッドマン法とは?
必勝法の代名詞、マーチンゲール法 ギャンブルの必勝法と聞いてまず思い浮かぶのは、いわゆる追い上げ方式といわれる、負ける度に賭け金を倍にしていくマーチンゲール方式である。まずは、理論上は当たれば必ず勝つ方法である、マーチンゲール法のおさらい...

https://keiba.blue/ギャンブル必勝法の考察/

グッドマン法は、本来は2分の1で当たる2倍の配当を賭けの対象とするところ、ルーレットなどと違い競馬・競艇や競輪では倍率(オッズ)が丁度2倍となる賭けが毎回ある訳ではないこと、2倍のオッズが2分の1の確率ではこない(控除率が20%以上あるため)ことなどから検討を加えてきた。

検討の結果、私の場合は、1.5倍のオッズを対象として、その当たり確率は自力で3分の2とするという方法を採用するに至った。次に検討する必要があるのは「止め時」の問題である。

「止め時」の検討

「止め時」として考えられるのは、① 決められた回数 ② プラス計上した時 ③ 目標額に達した時 あたりであるが、少しシミュレートしてみると、このヤメ時の設定が成績にかなりの影響を及ぼしそうで難しい。

少し順番に見てみよう。なお、1回の賭け金は1,000円、オッズは1.5倍、勝率は66.7%を維持できるとしている。まずは1回目に当たった場合。

見てのとおり +500円である。+500円が目標であればここで終了で問題ないが、連勝した時こそ収支の大幅計上が期待できるグッドマン法では、ここで止めるのは惜しい気もするし、勝てる時に買っておかないと +500円の勝ちなど吹っ飛んでしまう。

なお、個人的な目標は1日に +3,000円と設定しており、この +500円を基本とするなら6セットの成功が必要となる。ちなみに、購入金額を 6,000円にすればこの1回目の当たりの時点で +3,000円はクリアできるが、はずれた時のリスクが大きすぎるため、1回目の購入金額は1,000円から動かすつもりはない。

続けて購入した場合の収支

では、1回目に当たった後、続けて購入した場合を見てみよう。

連勝した場合の収支は +1,500円。これはこれで、もちろんは文句ないが、では外れた場合はどうなるか。

2回目に外れた場合は、3回目4回目と連勝してやっとプラスマイナスゼロ。5回目も当たって3連勝してやっとプラス計上(+1,500円)だが、勝率は66.7%を想定しているので、3回目に当たるところ(○×○で3戦2勝の勝率66.7%)までは良いが、4回目が当たった時点では(○×○○で75%)、5回目に至っては(○×○○○で80%)だから、そもそも前提の勝率をオーバーしている。

よって、1回目に当たって2回目に外れた場合で、勝率66.7%を超えないという設定で考えないといけない。その場合はこうなる。

これでは、勝率が66.7%あるのに、収支は -1,500円になってしまう。但し、当たり外れの順番を入れ替えると不思議だが +500円となる。

しかし、それでも1回目に買った場合の +500円と同じであり、それなら、1回目で一度セットを終了し、2回目を1回目として始めた方が収支はアップする。(+500円と+1,000円で計 1,500円のプラス。)

1回目に当たった場合を整理

ここで1回目に当たった場合を整理すると、2回目も当たった場合は +1,500円(ちなみに3回目も連勝すれば +3,000円)となるが、2回目に外れた場合は、勝率66.7%を維持しても -1,500円か +500円(当たり外れの順番による)となるため、それなら1回目で止めておくべきであろう。

こうなると、2回目が当たる確率との天秤になる。単独の事象としてみた場合2回目の当たる確率は、前提である勝率66.7%(3分の2)と考えられるが、1回目2回目とも当たる確率となると、9分の4(44.4%)となるから分が悪い。

数学的な素養がないため、どちらが正しいのか分からないが、そもそもグッドマン法を選択した理由は資金が少なくて済むこと、そしてリスクの回避(逓減)であるから、連勝した時の収支の増え方は捨てがたいが、1回目に当たった場合はそのセットは終了としよう。

これで1回目に当たった場合は決定したので、次回は1回目に外れた場合を検証しよう。

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