日本人なら知っている
日本人は血液型(占い)が大好きである。神経質で几帳面なA型、マイペースで自己中心的なB型、大雑把で社交的なO型、感受性が強く二面性があるAB型などといった、おおまかな血液型診断は日本人なら大体の人が知っている。
しかし、諸外国では全く話題にならないらしく、欧米人はそもそも自分の血液型を知らない者も多いらしい。また、日本人の血液型の分布はA型B型O型AB型の比率が、だいたい4:2:3:1といい塩梅(あんばい)であることも、カテゴライズする面白さに一役買っていると思われるのに対して、ヨーロッパではほとんどの者がA型とO型ということも、欧米で血液型占いが流行らない原因だろう。
ゴリラはB型、ブラジル人はO型
ちなみに、ゴリラはみんなB型なので、ゴリラはみんなマイペースで自己中心的となるが、言われてみればそんな気もする。また、純血のブラジル人はみんなO型らしく、当然、両親がO型ならO型しか生まれないから、これからもみんなO型になるらしい。そして確かにおおらかで社交的だ。
ただ、そうなった原因は昔に疫病(梅毒)が流行った時に梅毒に強いO型だけが生き残ったから、という説もあるというから驚きだが、これも血液型によって特徴があるという話の一つでもある。
馬にも血液型がある
なお、馬の血液型は俗に3兆あるなどと言われるが、これは血液型の分け方の種類を掛け合わせた数字のことであり、これは人間でもおなじ事で、血液型にはABO式だけでなく、Rh式やダフィー式などがあり、これらを掛け合わせることで人間でも数百億とおりの分別ができるとのことだ。
馬の場合、個体の同定を血液型でしていたということもあり、そう言われることが多いが、現在はDNAにより個体の特定をしているらしく、馬の血液型が3兆あるという話も遠い昔の話となりそうでもある。
ちなみに、馬の輸血に関しては、3兆通りもあるなら輸血できなさそうであるが、逆に基本的にはどの馬からどの馬に輸血しても血液は固まらないらしい。
「血液型別馬券」
前置きが長くなったが、ここで私が提唱したいのは、新しいオリジナル馬券術としての「血液型別馬券」である。その考え方は「馬券で負けるのは、馬券購入者の血液型にあった買い方をしていないからである。」というものである。




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