組み合わせ舟券必勝法

必勝法

競艇必勝法

競艇には「サービスレース」というものがあり、実際にサービスになるかどうかは別として、「当ててください」言わんばかりのレースが用意されている。

例えば芦屋のモーニングの「サンライズV戦」などがそれで、1号艇にA1選手、2号艇以下は全てB級という配置になっている。その趣旨は「1号艇はまず1着になるので、2着以下を当ててください。簡単でしょ。」というレースである。

なお、芦屋競艇では2レース目の「サンライズW戦」(1,4号艇にA級、その他はB級)以下、5レースまで特色のあるサンライズ戦を行っている。

三国競艇では1号艇にA級、その他はB級という「あさイチ」や1,3号艇にA級、その他はB級という「ひるトクトク」などのレースがあったり、他にもサービスレースを導入している競艇場は多い。

そんな競艇のボーナスレースだが、例えば芦屋の「サンライズV戦」や三国の「あさイチ」は、1号艇は抜けているものの、2号艇以下はどんぐりの背比べなので、実は簡単に当たるというものでもない。

さらには、来るはずの1号艇がこないということも実際は結構な頻度であり、その場合はもちろん、大荒れとなる。

そんなサービスレースの特殊性を利用した「競艇必勝法」なるものの書き込みが、2ちゃんねる(5ちゃんねる)の競艇スレッドに存在した。

サ-ビスレースの買い方

なお、必勝法の対象となるレースは、1,2号艇が抜けているレースなので、芦屋の「サンライズV戦」や三国の「あさイチ」においては、1号艇だけではなく2号艇の信頼度も高いレースとなる。

1,2号艇が抜けて強いという見極めが難しい場合は、何のことはない、オッズを見ればいい。2連単の1-2が2倍を切っていればその2艇で抜けて堅いレースといっていい。

そして、その買い方はこうだ。

まずは123,124の3連単ボックス(12点)。そして、拡複連(ワイド)の1=5 1=6 2=5 2=6 3=4 3=5 3=6 4=5 4=6 5=6(10点)の合計22点を買う。

これだと、人気の1-2が来ても来なくても配当があり、特に1,2号艇がともに飛んだ時には配当が跳ね上がる。考え方としては、人気サイドで決まった時はトリガミも含めて回収率は低いが、大荒れの時に回収率を一気に上げようということ。そして。その書き込みによると、これで5回に1回は1,2号艇が飛んで配当が跳ね上がり、回収率は120%を超えるという。

実際に勝てるのか

しかし、スレッドへの他の人の書き込みなどを見ると、「回収率100%は超えない」とか、「大荒れのレースまで資金が持たない」などと言う意見はあるが、「良い方法だ」「これは勝てる」などの意見はがなく、結論からするとダメなのだろう。

実際に、いくつかのレースでシミュレーションをした人もいて、その意見は「ダメだった」という。では、全く使えないのかというと、それは違う。

そのまま使っても勝てないとしても、その考え方は必勝法のヒントにはなる。よって、検討して改善することで「勝てる方法」に近づけるのではないだろうか。

考え方の整理

この方法の肝となるのは「堅いレースの堅いところは押さえておいて、大穴がきた時に回収する」というものである。こんな両天秤で中途半端な方法で勝てるのか疑問であるが、実は理に適っている。

堅いレースを買い続ける場合、的中率が高くとも回収率は低いのが常であり、「長く遊べるが先細り」という結果になる。一方、穴を狙えば「当たればデカいが、的中するまでに資金が尽きる」可能性が高い。

よって、この方法はその両方の短所を補う、「資金を持ち続けて、大きな当たりを待つ」という方法であり、うまく改良すれば勝てる可能性は十分ある。

改良点

まず、考えられるのが、堅く収まった場合のトリガミの程度である。22点買うため22倍以上でなければトリガミであるが、競艇のガチガチの123の3連単は平気で3倍とか5倍しかつかない。例えばこれが3回続けば(4倍だったとして)6,600円が1,200円となるから、相当なスピードでの尻すぼみである。

となると点数を絞る必要がある。又は絞った上で資金配分を変える事も考えられる。そして、その絞り方は「堅い(配当の低い)ほうを削る」か「配当の大きい方を削る」のどちらかであるが、これは「堅いところを押さえる」3連単123,124ボックスについては、その趣旨である「資金を持ち続ける」というところから、堅いところを残すべきであろう。

となると、3連単は123,124の2点でいいのではないか。そして、その絞った123,124の3連単の資金配分を考えてはどうか。最も分かり易いのは「当たった時に元返しとなる資金配分」である。

例えば、22点=2,200円のところ、2,000円に押さえるとすると、123が3倍、124が6倍なら123に700円、124に400円賭ける。そして残りの900円を拡複連(ワイド)10点中の9点に賭けるのだ。

その9点は、拡複連(ワイド)に賭ける趣旨(大穴で稼ぐ)から、配当の大きいものを買う(逆に言えば10点のうち、最も配当の低いものを削る)べきであろう。

まとめ

競艇の1-2が人気のレースで、資金を2,000円とした場合、3連単123,124の2点を当たったら元返しになるように買い、残った資金で拡複連(ワイド)の1=5 1=6 2=5 2=6 3=4 3=5 3=6 4=5 4=6 5=6(10点)を人気の無い方から買う。

基本形はそれとして、3連単の絞り方や資金配分(元返しではなく、少し浮く程度にするなど)、拡複連(ワイド)の買い方にはまだ改良の余地があると思われる。

コメント

タイトルとURLをコピーしました