関口房朗と3連単7頭ボックス

競馬のハナシ
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馬券は1点買いが最強?

馬券は1点買いが最強であると、よく言われる。多点買いでは、無駄なハズレ馬券を大量に買うことになるからという理由であり、そもそも勝つ馬を当てるのが基本であり、2着や3着馬を当てるということ自体がおかしいという事でもある。

確かに、3連単フォーメーションの2着、3着馬に選んでいる馬というのは、勝ちそうな馬ランキングの上位にいる馬だから選んでいるとしてもおかしいし、2着になりそうな馬、3着になりそうな馬として選ぶというのも、やはりおかしい。

もちろん、馬券の買い方として拒否する訳ではないが、予想という観点からは、馬券というのは単勝又は複勝の1点買い以外の馬券は、邪道と考えるほかない。

ましてや、ボックス馬券などというのは、どういう予想から行き着くのか、よくよく考えるとおかしな馬券である。強そうな馬を上位から何頭か選んで買うという事なのだろうが、そうなると最早予想ではない。

しかし、予想と馬券を切り離して考えた場合、ボックス馬券というのは恐ろしい破壊力があり、逆に馬券の買い方としては実は理に適っているのかもしれない。そう私に思わせるのは「関口房朗の3連単7頭ボックス」である。

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関口房朗

若いファンには馴染みの無い名前だろうが、少し前のファンなら誰もが知っている名物馬主だった。しかも、ただ派手というだけでなく、1996年にはフサイチコンコルドで日本ダービーを、2000年にはフサイチペガサスでケンタッキーダービーと、日米ダービーを制した実力馬主であった。

金に糸目を付けず、他人にも大判振舞いを繰り返す。馬のほうも高額馬をどんどん買い漁り、成功も収めるが最後は破産してしまう。絶頂期には、ダウンタウンの浜田が司会をしていた番組「ジャンクSPORTS」にも出演し、馬の命名を浜田に依頼、そのフサイチジャンクは新馬から4連勝し、皐月賞(2番人気3着)、ダービー(2番人気11着)を出走し話題となるという事もあった。

その関口氏は馬券の方も凄い買い方で、ダービーを勝った時のフサイチコンコルドの単勝を200万勝っていたとか。その時の単勝オッズは27.6倍だから、払戻は5,520万!しかし、これはまだ序の口であった。

それが、愛馬フサイチパンドラが出走したヴィクトリアマイル。同馬は、前年にエリザベス女王杯を勝っているG1馬であり、期待するも12着に敗れてしまう。しかし、馬券の方は3連単が的中し、1着賞金の倍以上の金額を払い戻す。

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億超えの払戻を達成

その3連単の配当は、超大荒れの 2,283,960円。これを1万円!買っており、払戻は2億超え。その時の3連単の買い方が、3連単7頭ボックス210点の1点1万円=210万円という買い方であった。

当時、夕刊フジや自分が運営する「フサイチネット」で、「馬券で億超えを目指す」という企画をやっており、その時の買い方がいつもこの「3連単7頭ボックス210点」を1点1万円というものであり、実際、その買い目の馬券はいつも買っていて、このレースでは宣言どおり億超えを達成したという事だ。

しかし、これは彼だからこそできた買い方であり、一般人が3連単をボックスで買っていては、当たる前に破産する。その彼は晩年は寂しい生活を送っていたようで、没年さえ不詳である。絶頂期の派手すぎる行動や言動には批判も多かったが、競馬を盛り上げてくれた事は評価されるべきである。

金の使い方もいかにも成金といった体で、下品とも言われていたが、個人的には悪い感じはしなかった。

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3連単7頭ボックスは悪か?

本人は最終的に破産しており、3連単7頭ボックスもその破産に向かう彼の生き方の象徴のようでもある。そして一般の者が3連単7頭ボックスなどはできないし、頑張ってやったところで、勝てるのかと言うと、余程早いうちに超大穴を当てるしかないと思う。

一方で3連単7頭ボックスとは対局となる、1点買いは最強と言われることもあり、3連単7頭ボックスなど、金持ちの道楽という気もするが、夢をみるなら「有り」の買い方であり、これぞ「博打」ともいえる。

実際にする事は資金的に難しいが、年に1度くらいはやってみるのもいいだろう。210点ともなると、1点でも21,000円必要だから難しいが、単勝や他の馬券を2万買うと言う事は無きにしもあらずだろう。私も今までに何度かやった事はある。

その時に、トリガミもドハズレも覚悟で3連単7頭ボックスを買ってみてもいいのではないか。こんな時代だこらこそ、こんな買い方もやる価値はある。そして、関口房朗氏のような者も登場してほしい。

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